4つ目の分岐点~管理職編~
今晩は。
4つ目の分岐点~管理職編~
今日は㉓トップダウンについて書いていきます。
企業によって文化は様々ですが、中小企業の多くはトップダウンの色が強いでしょう。大企業に比べ、仕組化できていない部分が多いため、むしろ強いトップダウンでなければ経営にならないかもしれません。
しかし、強いトップダウンの企業には大きな欠点があります。
それは役員および従業員が「思考停止」になることです。
全て社長が判断し、全て社長の提案しか通らないのであれば、他役員や従業員は何も考える必要はありません。むしろ無駄な時間になり、言われたことだけしかやらなくなるのです。
これが経営上、良いのか悪いのかは分かりませんが、人材が育たないのは確かでしょう。
そんな中でもできる管理者はこのトップダウン形式に馴染もうとしません。
どんなに反対され、怒られても、スタンスは変えず、提案を出し戦い続けます。そうすることで、周囲や社長もいずれ根気負けします。
また、トップダウンは命令に従うことと勘違いしている人がいますが、それは違います。
できる管理者はトップダウンで命令された事を自分の創造力をエッセンスし、自分の提案に変えてしまうのです。
命令されたらチャンスだと思ってください。
今日はここまで。
次回は㉔知識より知恵 について書いていきます。
お楽しみに!!